指先で高血圧が遺伝かどうかを調べられる

高血圧の原因は90%以上が不明とされており、そのような特に疾患などの原因によるものではないタイプのもの本態性高血圧と呼びます。
血圧を高めてしまう原因は、塩分の取りすぎ、加齢による血管の硬化、ストレス、肥満、運動不足といった生活習慣に原因があると言われていますが、その中でも有力な説に遺伝があります。両親の両方が高血圧の場合、子供も高血圧になる素因が遺伝する可能性が1/2、片方が高血圧の場合は1/3の可能性で遺伝するという統計が出ています。
しかし、かりに血圧が高かったとしても特に動脈硬化や狭心症などの症状が現れていなければ生活に支障はないのです。これはがんなどどの病気に対してもいえることですが、生活習慣に気をつけながら、普段から健康診断などを受けて自分の健康に敏感になっていればある程度の病気は軽症の内に押さえられる可能性があります。
そんな健康のバロメーターである血圧を定期的に計測することが健康のためには大事なのですが、自宅で手軽に計測をおこなうにはどのような器具が良いでしょうか。もっとも正確に計測できるといわれているのがアネロイド式のものです。これは聴診器で血管の音である「コロトロフ音」を聞きながら計測するのですが、脈が弱くなってしまった高齢者などでも正確に測定することができ、医療現場などではこれが使用されています。しかし、若干の慣れが必要で初心者には難しくもあるため、家庭で手軽に計測するには手首式や指先式のものが良いでしょう。ただし、この指先式のものは、血管の小さな指先で計測することになるため、結果が体勢や気温などに細かく左右されてしまい安定した計測結果が出ません。しかし、旅行先などに持って行きたいという需要もあるでしょうから、手首式やアネロイドなど、より正確に測れるタイプの予備として活用するのが良いでしょう。